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サイバーショット DSC-RX100M7対応のSDカードは?オススメはコレ!
カメラのSDカード、なんでもいいと思っていませんか?その素敵なカメラをもっと快適に使いこなすにはSDカード選びが重要です。
カメラのSDカードは転送速度が重要
SDカードなんてとりあえず容量が大きければいいんじゃないの?
もちろん、SDカードを選ぶ上で容量も当然大切な要素です。
しかし、カメラのSDカードは転送速度が最重要なんです。
転送速度が遅いと何が起こる?
連写時の撮影スピードが落ちる
通常、カメラでは撮影されたデータはSDカードに保存されます。
この時に行われているのが書き込みです。
書き込み速度の遅いSDカードを使うと、連写スピードが極端に遅くなることがあります。
連写しているということはそれだけ「撮り逃したくない瞬間」ということですよね。
そんなときにシャッターがもたついていたらイライラしてしまいます。
カメラのスペック通りの連写速度を出すにはSDカードの処理速度が重要。
動画撮影が止まってしまう
特に4K撮影等の高画質な動画を撮影しているときに録画が止まってしまうことがあります。
書込み速度が遅いとSDカードへのデータの書き込みが追い付かなくなり、スムーズに撮影できなくなってしまうのです。
他デバイスへの転送に時間がかかる
次に大切なのが読み込み速度。
SDカードに保存されたデータをPCやスマートフォンなどの外部機器に取り込むときに重要になってきます。
読み込み速度が遅いSDカードを使っていると転送に時間がかかってしまうのです。
転送速度はどれくらい必要なの?
結論から言うと、 4K撮影や連写をするなら最低でも以下のスペックのSDカードが必要です。
- スピードクラス:Class10
- UHSスピードクラス:U3
- ビデオスピードクラス:V30以上
SDカードのスペックの見方を詳しく解説していきます。
ブランド名や容量は解説せずともわかりやすく書いてあると思うので省略します。
③の規格から説明していきますね。
SDカードの規格
SDカードは保存容量によって3つの規格に分類されます。
- SDカード:~2GB
- SDHCカード:4~32GB
- SDXCカード:64GB~2TB
デジタルカメラではSDHCカードかSDXCカードを選ぶことが多いと思います。
この画像のSDカードは64GBなのでSDXC規格ということがわかりますね。
インターフェーススピード
SDXCの右側にⅠの文字がありますが、
これはUHS-Ⅰインターフェースに対応していることを表しています。
UHSインターフェースはⅠ、Ⅱ、Ⅲの3種類あり、数字が大きいほど高速での転送が可能になります。
- UHS-I:1秒間に最大104MBのデータを転送
- UHS-Ⅱ:1秒間に最大312MBのデータを転送
- UHS-Ⅲ:1秒間に最大624MBのデータを転送
じゃあ一番速いUHS-ⅢのSDカードを使いたいなぁ
残念ながらすべてのカメラでUHS-ⅡやⅢのSDカードを使えるわけではありません。
※現時点でUHS-ⅢのSDカードは市場に出回っていません。
SDカードには下位互換性あり
使用機器側がUHS-ⅡのSDカードに対応していないと、UHS-Ⅱのカードを使ってもUHS-Ⅰの速度しか出せない
DSC-RX100M7はUHS-Ⅰ対応機器なのでUHS-ⅠのSDカードを選びましょう。
読み込み速度
④の170MB/sは最大読み込み速度を表しています。
1秒間に170MBのデータを読み込めるということです。
170MB/sということは、写真1枚あたりを10MBとすると1秒間に約17枚転送できるという計算になります。
ただし、あくまでも「最大」速度なので実測はもっと遅くなります。
小さいSDカードの表面にすべての情報を表記するのは難しいようで、書込み速度の表記がある製品はほとんどありません。
パッケージには記載があるはずなのでチェックしてみましょう。
基本的に書き込み速度は読み込み速度より遅くなります。
この製品は最大書込み速度90MB/sでした。
スピードクラス
④の最大速度とは違い最低書き込み速度を表しています。
スピードクラスは2、4、6、10の4種類あり、Class10が一番速い転送速度となっています。
むしろクラス10以外のSDカード以外はあまり見かけません。
なぜなら他のクラスでは低価格というメリットはあっても遅すぎて論外だからです(笑)
1秒間に2MBとか4MBの転送速度では使い物になりませんよね。
Class10であることが当たり前になりつつあるので表記のないSDカードもたくさんあるよ!
スピードクラスの表記がなければClass10だと思っておいてOK。
UHSスピードクラス
UHSとは、Ultra High Speedの略。UHSスピードクラスは1と3の2種類があります。
こちらも最低書き込み速度を表しています。
1は10MB/s
3は30MB/sなのでUHSスピードクラスは3の方がより速いということです。
ビデオスピードクラス
動画撮影をする人に重要なのがビデオスピードクラス。
4Kや8Kの高解像度映像の記録を念頭に置いており、6MB/sから90MB/sまでの5段階あります。
こちらも最低速度を表しています。
4K撮影をするなら最低でもV30以上のスピードクラスのSDカードが適しています。
各スピードクラスを簡単に表にしてみました。
最低転送速度 | UHSスピードクラス | スピードクラス | ビデオスピードクラス | カメラスペック |
---|---|---|---|---|
90MB/s~ | V90 | 8K | ||
60MB/s~ | V60 | 8K | ||
30MB/s~ | U3 | V30 | 4K | |
10MB/s~ | U1 | Class10 | V10 | フルHD |
8K撮影をするならビデオスピードクラスはV60以上必要になります。
カメラのスペックに応じてスピードクラスをチェックしましょう。
また、SDカードを買ったらスピードチェックを忘れずに。
DSC-RX100M7はこんなカメラ!
- 2110万画素(総画素)
- AIを活用したリアルタイムトラッキングを搭載
- 各部品の製造誤差を精緻に分析・調整し、高い光学性能も同時に実現
- 高性能の光学式手ブレ補正機構を搭載
- SDXC/SDHCメモリーカード (UHS-I U3 Class 10以上) ・メモリースティック デュオ, メモリースティック PROデュオ, メモリースティック PRO-HGデュオ, メモリースティックマイクロ , micro SDXC/SDHC/SDメモリーカード (Class 4以上)に対応
参考: DSC-RX100M7 スペック
DSC-RX100M7では何GBのmicroSDカードを使えばいいの?
何枚くらい写真を撮るのか、何分くらい動画を撮るのかあらかじめわかっていればそれに応じた容量のSDカードを準備できますが実際のところわかりませんよね。
参考までに、2,400万画素のカメラの場合、1GBあたり何枚の写真・動画を保存出来るかをまとめました。
種類 / 容量 | 1GB | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
写真(約2,400万画素) | 92枚 | 184枚 | 368枚 | 730枚 | 1470枚 | 2950枚 | 5890枚 | 11790枚 | 23590枚 | 47180枚 |
4K動画 | 1分 | 3分 | 7分 | 14分 | 28分 | 56分 | 112分 | 224分 | 448分 | 896分 |
フルHD動画 | 2分 | 5分 | 10分 | 20分 | 40分 | 80分 | 160分 | 320分 | 640分 | 1280分 |
写真しか撮らないのであれば8GBでも充分ですが、運動会や発表会で動画撮影をするとなると最低でも32GBは必要になってくると思われます。
おすすめは余裕を持って64GB以上です。
DSC-RX100M7におすすめのSDカードはコレ!
以上の情報を踏まえて、 DSC-RX100M7にピッタリのSDカードを紹介します。
DSC-RX100M7は多くの種類の外部メモリに対応していますが、ここでは無難にSDカードを選んでおきましょう。
良かったら参考にしてみてくださいね。
SONY
- 最大読み取り94MB/s
- 最大書き込み60MB/s
- メーカー純正品
- 国内正規品
SONY製のカメラにはSONYのSDカードが一番。
互換性もバッチリ。
デメリットは2点。
- ちょっと高額
- 基本的にソニーのSDカードはいつ見てもAmazonの在庫が少ない
価格よりも安心を買いたい!という人にはソニーストアでの買い物がおすすめ。
SanDisk
- 5年保証
- 最大読取速度170MB/s
- 耐久性・防水・耐温度・耐衝撃・耐X線
- 高速連写や4K動画撮影に最適
困ったときはサンディスク。
SONYのSDカードが売り切れていたらこちらを買いましょう。
プロのカメラマンも使用しているという安定した実力があります。
まとめ
- DSC-RX100M7 はUHS-Ⅰ対応
- Class10、V30、UHSスピードクラス3のSDカードがおすすめ
- 動画撮影をする場合は64GB以上だと安心