UQmobileと組み合わせるべき格安SIM｜デュアルSIM組み合わせのコツを解説

「UQモバイルと相性が良い格安SIMを知りたい」
「デュアルSIMのメリット・デメリットは？」

通信障害対策や通信費の節約につながるデュアルSIM。

格安SIMは30社以上から提供されているので、UQモバイルと相性が良い格安SIMを選ぶのも大変ですよね。

格安SIM 組み合わせ	おすすめ ポイント	おすすめ度
楽天モバイル	通話料無料 データ無制限
IIJmio	データ専用SIMが安い
LINEMO	7ヶ月目まで 5分以内定額通話無料
日本通信 SIM	コスパ最強 70分無料通話
povo	基本料金0円

UQモバイルと組み合わせるべき格安SIM

UQモバイルと相性の良い格安SIMは5社です。

最適な格安SIMは、データ容量や使用したい回線によって異なります。

	回線	おすすめ容量 料金	速度
楽天モバイル	楽天	3GB：1,078円 20GB：2,178円 無制限：3,278円	〇
IIJmio	ドコモ	5GB：660円 10GB：1,100円	△
LINEMO	ソフトバンク	3GB：990円	◎
日本通信SIM	ドコモ	1GB：290円 10GB：1,390円	×
povo	au	基本料金0円 1GB：390円 3GB：990円 24時間使い放題：330円	◎

UQモバイルのプラン

デュアルSIMにするならUQモバイルのプランはミニミニプランがおすすめです。

	ミニミニ プラン	トクトク プラン	コミコミ プラン
月額料金 (割引前)	2,365円	3,465円	3,278円
月額料金 (割引後)	1,078円	2,178円
データ容量	4GB	15GB	20GB ＋ 10分以内 無料通話付

自宅セット割の適用には、指定のインターネットまたはauでんきの加入が必要です。

楽天モバイル

	楽天モバイル
おすすめプラン	楽天最強プラン 3GBまで：1,078円
SIMタイプ	eSIM SIMカード
メリット	Rakuten Linkからの発信で国内通話料無料 留守番電話または転送サービス無料 楽天ポイントがたまりやすくなる 事務手数料無料 家族割または22歳以下割引あり
デメリット	Rakuten Linkからの発信が非通知になる場合がある 繋がりにくい場所がある Androidスマホの取り扱いが少ない

楽天モバイルはどの格安SIMとも組み合わせやすいのが特徴です。

使わなければ安く、使いすぎてもデータ容量無制限で使えます。

筆者も長年楽天モバイルユーザーですが、通信速度は40～70Mbps程度出ていることが多く、基本的な通信は問題なくできています。

MVNO時代についてしまった「楽天＝遅い」というイメージが今も残っていますが、速度に満足している人も多いです。

楽天モバイル十分速い　大阪市内 pic.twitter.com/ebkvgzInAk

— 22point (@usefulreport) March 10, 2024

楽天モバイルで充分だった。これでええやん。 pic.twitter.com/gqsWWz4Jgy

— にほんのひまじん (@plutonium186) March 10, 2021

また、楽天モバイルでは家族割が使えるので、楽天モバイルを契約している家族1人あたり毎月110円の割引を受けられます。

もともと最安級の料金がさらに安くなるので家族で使うのもおすすめです。

＼ お得なキャンペーン多数！／

IIJmio

	IIJmio
おすすめプラン	データeSIM 5GB：660円
SIMタイプ	eSIM
メリット	データ専用SIMがある ドコモ回線使用 料金が安い 余ったデータは翌月に繰り越しできる
デメリット	12～13時が特につながりにくい 事務手数料がかかる データeSIMは5G未対応 データeSIMではテザリングできない

IIJmioはプランが豊富で、音声通話SIMだけでなくデータ専用SIMも選べます。

料金も安く、余ったデータは翌月に繰り越せるので無駄がありません。

IIJmioはUQモバイルと比較すると通信速度の面では劣りますが、混雑していない時間帯だと70Mbps以上の速度が出ていることもあるのであまり心配しなくても大丈夫です。

ただ、昼12時前後は回線がかなり混雑しやすく1Mbpsを下回ることもめずらしくありません。

Instagramや漫画アプリなどの画像データの多いページはほぼ見られないので、回線をUQモバイルに切り替えましょう。

また、IIJmioではMVNOではめずらしくスマートフォンの販売もしています。

他社からの乗り換えで端末を110円で購入できるキャンペーンを実施中なので、サブスマホにもおすすめです。

LINEMO

	LINEMO
おすすめプラン	ミニプラン 3GB：990円
SIMタイプ	eSIM SIMカード
メリット	Softbank回線使用 LINEギガフリー 5分以内の国内通話が7ヶ月目まで無料 ソフトバンク・ワイモバイルからの乗り換えで初月基本料無料 キャンペーンが豊富
デメリット	速度制限時は300kbps プランが2つのみ ドコモより5G通信エリアが狭い

LINEMOはSoftbankの格安プランなので、通信速度が安定しています。

他社のMVNOよりは通信速度の心配をする必要はありません。

また、LINEMOはLINEギガフリーなので速度制限がかかっていてもLINEアプリの通信速度は落ちません。

LINEMOはPayPayポイント還元キャンペーンをしていることが多いので、お得に乗り換えられます。

日本通信SIM

	日本通信SIM
おすすめプラン	シンプル290 1GB：290円 70分間通話無料：390円	みんなのプラン 10GB＋70分間通話無料：1,390円
SIMタイプ	eSIM SIMカード
メリット	ドコモ回線使用 1GB290の高コスパ 通話無料オプションは1回5分以内か月70分以内のどちらか選べる 通話料は30秒あたり11円で他社より安い 通話は標準電話アプリでOK
デメリット	事務手数料がかかる 昼間の通信速度が遅い

日本通信はコスパの鬼と言っても過言ではない格安SIMです。

5分間無料通話オプションのあるキャリアや格安SIMはめずらしくありませんが、実際の通話時間は5分をオーバーしてしまうこともあると思います。

日本通信SIMは月70分間の無料通話オプションがあるので、1回5分だと心許ないという人にもおすすめです。

UQモバイルとデュアルSIMにするときのおすすめのプランはデータ容量によって異なります。

日本通信SIMはIIJmioと同様、昼の時間帯の通信速度が著しく低下するので必要に応じて回線を切り替えましょう。

povo

	povo
おすすめプラン	24時間使い放題：330円
SIMタイプ	eSIM SIMカード
メリット	基本料金0円 通信速度が速い ユニークなトッピング多数 事務手数料無料
デメリット	180日以上トッピング未購入で利用停止になる 同じau回線なので通信障害対策にならない 留守電機能がない トッピングには使用期限がある

povoはauの格安プランなので、UQモバイルと同じくau回線を使用しています。

デュアルSIMの目的のひとつは通信障害対策なので、本来なら別の回線を利用するべきです。

必要なければ最大180日間トッピングを購入しなくても回線を維持できるので、電話番号を2つ持ちたい人は最安で利用できます。

おすすめのトッピングは「24時間データ使い放題」です。

	UQ×povo	povo	UQ
月額料金	1,408円	330円	1,078円
データ容量	4GB ＋ 24時間無制限	24時間データ無制限	4GB
使い方	必要な時だけpovoのトッピングを購入する

povoはトッピングの容量や使用期限が豊富なので、必要な分だけ購入できます。

とりあえずデュアルSIMにしてみたい人におすすめです。

デュアルSIMのメリット

デュアルSIMには3つのメリットがあります。

1台のスマホで2つの電話番号を持てる

デュアルSIMは1台のスマートフォンに2枚のSIMカードを挿して使うことを指します。

SIMカードにはスマホで通信や通話をするために必要な情報が記録されており、SIMカードを2枚挿入すると1つのスマートフォンで2つの電話番号を持てます。

仕事用とプライベート用で電話番号を分けたい人におすすめです。

通信障害対策になる

異なる回線でデュアルSIMにすると通信障害対策になります。

そのため、デュアルSIMでは同じ回線を選ばないようにしましょう。

	ドコモ回線	au回線	ソフトバンク回線
格安SIM	ahamo 日本通信SIM IIJmio（データeSIM）	UQモバイル povo J:COMモバイル（A）	ワイモバイル LINEMO

料金が安くなる場合がある

SIMの組み合わせ次第では、シングルSIMよりも料金が安くなる場合があります。

（例）	楽モバイル × IIJmio	楽天モバイル
データ消費量	8GB	7GB
月額料金	1,738円	2,178円

格安SIMは多くの会社から販売されているので、自分に合った容量や料金のものを探すのも楽しいですよ。

デュアルSIMのデメリット

デュアルSIMにはデメリットもあります。

周波数帯が一致しないと利用できない

スマートフォンとSIMの周波数帯が対応していないとデュアルSIMを利用できないので注意しましょう。

キャリアごとに使用している周波数帯が異なるので、事前に確認が必要です。

microSDカードが使えなくなる場合がある

SIMカードとmicroSDカードスロットが共用の端末では、SIMカードを2枚入れるとmicroSDカードを入れるスペースがなくなるためデータ保存の際に不便です。

ただし、デュアルSIMはほとんどの場合物理SIMとeSIMの組み合わせになるのであまり気にしなくても良いでしょう。

バッテリーの消耗が速い？

特に多くのAndroid端末ではSIMが2枚あることによってバッテリーの消耗が速くなる場合があります。

Android端末にはセルスタンバイという機能が付いており、スマホを使っていない時でも電波を探し続けてしまうためバッテリーを消費しやすいと言われています。

UQモバイルのデュアルSIMについてよくある質問

UQモバイルのデュアルSIMについてよくある質問をまとめました。

UQモバイルと組み合わせるべき格安SIMは？

楽天モバイル・IIJmio・LINEMOがおすすめです。

UQモバイルはau回線なので、デュアルSIMにするなら他社回線と組み合わせましょう。

通信障害対策にならないのであまりおすすめはしませんが、ただデュアルSIMを試してみたいだけなら、基本料金0円のpovoとも組み合わせ可能です。

デュアルSIM組み合わせのコツは？

①回線を分けること

②SIMの片方はある程度通信速度の速いSIMにしておくこと

回線を分けておけば通信障害対策になります。

格安SIMは30社以上ありますが、中にはかなり通信速度が遅いところもあるのでひとつは通信速度の速いSIM（キャリアのサブブランドや格安プラン）にしておきましょう。

まとめ

• UQモバイルはセット割対象外だとあまり安くない
• デュアルSIMにするならミニミニプランがおすすめ
• できるだけau回線以外の格安SIMと組み合わせよう