スマートフォン全般のmicroSDカードの選び方を徹底解説|おすすめを紹介

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写真、動画に音楽。スマホをガンガン使う人ほどmicroSDカード選びが重要です。

この記事でわかること
  • スマートフォンで使うmicroSDカードの選び方
  • 容量選びのコツ
  • スマートフォンに必要なmicroSDカードのスペック


microSDカードについてちょっと詳しくなって帰ってくださいね!

目次

スマートフォンのmicroSDカードの選び方は?

スマホのスペックを把握しておこう

microSDカードを選ぶ前に知っておいてほしいのが「使っているスマホのスペック」。


①機種名
②製造メーカー
③外部メモリ対応の有無
④対応最大容量


を再確認しておきましょう。

スマホの外部メモリ最大容量を知っておこう!

今お使いの、またはこれから購入予定のスマホはmicroSDカードに対応していますか?最大容量はご存知ですか?
知らない方は検索しましょう。


価格ドットコムのスペック情報ページか各キャリアの商品ページが探しやすいかと思います。「外部メモリ最大容量」というのがmicroSDカードのことです。


参考までに、AQUOS R6のmicroSDカード最大容量を見てみると1TBであることがわかります。

要注意!microSDカードが使えない機種もあり


残念ながらすべてのスマートフォンがmicroSDカードに対応しているわけではありません
有名なところだとiPhoneやGoogle pixel、HUAWEIやGalaxyなどの一部のスマートフォンにはSDカードスロットが搭載されていないのでスマートフォン本体にmicroSDカードを挿入して使うことが出来ないのです。

とは言え、スマホ本体に挿入が出来ないだけであってSDカードリーダーを繋げばSDカード非対応のスマートフォンでもmicroSDカードにデータを保存したり送受信することができます


自分にはどれくらいの容量が必要なのかを知っておこう!

スマートフォンにおけるmicroSDカードの容量は、外部メモリ最大容量が1TBあるからと言って1TBのmicroSDカードを買えばいいというものではありません
動画は撮らずたまに写真を撮る程度、音楽もゲームもダウンロードしない人であればもっともっと小さい容量で充分なのです。

ハイスペックなスマホでガンガン4K動画を撮ったりハイレゾ音楽をダウンロードしたい人には大きめの容量が必要になってきます。

最大容量のmicroSDカードを使えばいいわけではない。
自分が何をどのくらい使うかで決めるのがベスト。

各容量のmicroSDカードに保存できるデータはこれくらい!


スクロールできます
種類 / 容量16GB32GB64GB128GB256GB512GB
写真(約2000万画素)約1638枚約3276枚約6552枚約13104枚約26208枚約52416枚
4K動画約46分約1時間32分約3時間4分約6時間8分約12時間16分約24時間32分
フルHD約2時間約4時間約8時間約16時間約32時間約64時間
ハイレゾ約96曲約192曲約384曲約768曲約1536曲約3072曲
MP3約4000曲約8000曲約16000曲約32000曲約64000曲約128000曲




ちなみに筆者は2年間で写真約2000枚、短めの動画を900本ほど撮っていました。4Kなどではなく普通の画質なので合計40GBほど。音楽は約9GB、その他諸々…というかんじでした。


SDカードにも寿命があることを考えると、スマホのスペック(画質等)と上の表を参考にしながら【2年間でどれくらいの容量を使うかを考慮したうえで容量を選ぶと良いでしょう。


  • 写真・動画をあまり撮らない
  • 動画や音楽のダウンロードはほとんどしない
  • ネットや連絡メインのライトユーザー

microSDカードは消耗品です!



とても便利なmicroSDカードですが、消耗品であり寿命があります
あくまで一時保存のためのツールだと思っておいてください。

寿命は通常5~10年ほどとは言われていますが、実際のところ3年ほどで壊れてしまうことも多いので定期的なダブルバックアップが必要です。


  • SDカードはアルバム代わりにはならない
  • 定期的に別のデバイスへのダブルバックアップが必要



SDカードは長期保存には向かない?寿命は?バックアップ方法は?

転送速度の速いものを選ぼう!

microSDカード選びに重要なのは容量だけではありません。
読み込み速度、書き込み速度も快適にmicroSDカードを使う上で欠かせないポイントです。
では、いつもオススメしているサンディスクのmicroSDカードを例に、どこをチェックすれば良いかを見ていきましょう。


①スピードクラスをチェックしよう!




スピードクラスというのはデータ書き込みの最低保証速度を表しています。


スピードクラスには2,4,6,10の4種類あり、数字が大きいほど書き込み速度が速いということになります。
クラス10が当たり前になりつつあるので表示がないものもあります。

スピードクラスが2~6のものは正直遅すぎるのでクラス10一択です。
というよりクラス10以外を探す方が大変かもしれません。

②UHSスピードクラスをチェックしよう!


UHSスピードクラスは1と3の2種類あり、1は10MB/秒、3は30MB/秒のデータ書き込みの最低保証速度を表しています。
ネット通販などではU1,U3と表示されていることがあります。


ある程度のスペックのスマホならUHSスピードクラス3のmicroSDカードがおすすめ!

③バスインターフェーススピードをチェックしよう!



microSDカードには、ノーマルスピード・ハイスピード・UHS-I・UHS-II・UHS-IIIの5種類のバススピードモードがあります。
実際のところノーマルスピードとハイスピードのSDカードに出会うことはないので説明は割愛します。
UHS-Ⅰ~Ⅲは最高転送速度を表しています。


【最高転送速度】
UHS-I:104MB/s
UHS-Ⅱ:312MB/s
UHS-Ⅲ:624MB/s


スマートフォンで使うのは基本的にUHS-Ⅰのものになります。

転送速度が速いほうが良い!と思うかもしれませんが、UHS-Ⅱは高額になりますし、そもそもUHS-Ⅲは市場に出回っていません


SDカードは下位互換性

仮にUHS-ⅡのmicroSDカードを使ってもスマホ本体がUHS-Ⅰ対応だとしたらmicroSDカードもUHS-Ⅰの速度しか出せないので意味がありません。

④アプリケーションパフォーマンスクラスをチェックしよう!

A1,A2というのがスマートフォン向けの規格となっているのでこの表示があるものを選びましょう。
A2のほうが処理速度は速めですが、A1と比較しても体感できるほどの差はないのでどちらを選んでも大丈夫。
※表示のないものもあります

⑤ビデオスピードクラスをチェックしよう!



4K撮影対応スマホをお使いの方は要チェック。
ビデオスピードクラスは4Kや8Kの高解像度映像の記録を念頭に置いており、6MB/sから90MB/sまで5段階の指標が定められています。
4K撮影対応スマホをお使いの方は要チェック。
ビデオスピードクラスは4Kや8Kの高解像度映像の記録を念頭に置いており、6MB/sから90MB/sまで5段階の指標が定められています。

わかりやすく表にしてみました。
(ビデオスピードクラスV6は遅いので省略します)



スクロールできます
最低転送速度UHSスピードクラススピードクラスビデオスピードクラスカメラスペック
90MB/s~V908K
60MB/s~V608K
30MB/s~クラス3V304K
10MB/s~クラス1クラス10V10フルHD


スマホで4K動画を撮影する場合にはV30以上のビデオスピードクラスが必要。
逆に言えばV60,V90はオーバースペックになるのでそこまでは必要ないかな?という印象です。

スマートフォンにオススメのmicroSDカードはコレ!

色々解説してきましたが、自分で探すのは面倒!という方にオススメのmicroSDカードを紹介しておきます。メーカーはお好みで選んでみてください。

SanDisk Extreme

  • A2規格
  • UHS-Ⅰ対応
  • U3
  • ビデオスピードクラスV30


メーカーを問わずおすすめできるのがサンディスク。
4K対応スマホに特におすすめ!

Transcend


  • A1規格
  • クラス10
  • ビデオスピードクラスV30
  • U3


タフさがウリのトランセンド。
コスパ良し!5年保証つきなのも嬉しい。

Samsung EVO Plus

  • 最大読み取り130MB/s
  • ビデオスピードクラスV30
  • 4K撮影にも対応
  • 10年保証付き



GalaxyユーザーならSAMSUNGのmicroSDカードがベスト!



最適なmicroSDカードを使って快適なスマホライフを送りましょう!


SDカードを買ったらまずはスピードテストをすることをおすすめします!

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